2012年 03月 26日
メモ
ノロ史料64点発見 任命文書や衣装も


1651年に琉球王府がノロを任命した辞令書(北中城村教育委員会提供)【北中城】ノロ制度に関する古文書類や衣装など史料64点が北中城村島袋の旧家から見つかり、同村教育委員会が23日までに発表した。1651年に琉球王府が島袋のノロを任命した辞令書や、1885年に県令(当時の知事)が任命した文書などがあった。同村教育委員会が寄贈を受けて保管しており、修復や分析を進めていく。同村史編纂(さん)委員会の里井洋一琉球大学教授(歴史教育)は「ノロの継承について解き明かすのに貴重な史料だ」と話した。史料は北中城村教育委員会の儀間淳一さんが村史編纂作業を進める過程で昨年4月に発見。そのうち文書類は53点で、ノロの代替わりや祭祀(さいし)の費用の割賦などについて記載されている。鉢巻き、上衣、胴衣などの衣装は風呂敷に包まれ、文書は大半が木箱に入っていた。祭祀で用いた勾玉(まがたま)やそれを入れるための漆器も保管されていた。里井教授は「一つの地域でこれだけまとまった文書が見つかったのは価値がある。祭祀に伴う村の構造やノロの家が地域に果たした役割が見えてくる。ノロの継承について、今までの聞き取りも含めて再構成できる」と説明した。村史編纂委員会は史料を読み解く作業を進め、ノロに関する本をまとめる予定だ。
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by hatamasanorihata | 2012-03-26 14:50


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